2022年までエネルジカがMotoEのサプライヤーを終了

Energica Motor Company(エネルジカ・モーターカンパニー)、2022年でFIM Enel MotoE World Cup(MotoE)のワンメイクマシンサプライヤーの人を降りることになりました。
kwskしていくと、2019年から2021年までの3年間担当しています。

その間には、イクや機材を保管するパドックで火災が発生し、エゴ・コルサの全台とライダー用のレーシングスーツなど、レースに必要なアイテムすべてが焼失しています。
そのため開幕戦が5月上旬から7月上旬へと変更になりました。
また2020年はコロナ禍の影響により、感染拡大を抑えるために会社やサプライヤーが閉め、開発に遅れが生じたということです。
苦難の中での3シーズンを務め、契約を1年間延長されていますが、困難な状況を乗り越えながらの挑戦をしています。

MotoEから撤退する理由

さらなる高みの挑戦のために、MotoEから撤退するという。
MotoEでは新たなことができないという判断になったようです。
MotoEの土台を作り上げ、誰にでもできることになったのも役を終えたと思ったのではないでしょうか。

新たなプロジェクトを始め、スクーターや電動バイクを中心とした小型モビリティの分野に力をいれていきます。
決断の背景のひとつして、プロモーターである「ドルナ・スポーツ」の方針あったかもしれません。
電動バイクレースを複数のメーカーで争う実現が行われる、少なくともパワーユニット部分で多くのマニュファクチャラーに開かれた選手権になると、再度(MotoEに)戻るようです。

後任はどこに

2023年から2026年ドゥカティが4年間、MotoEのワンメイクマシンサプライヤーになります。
ドゥカティの信念である言葉は、スタイル、洗練性、パフォーマンスとなり、今後の電動バイクに期待ができるでしょう。

ドゥカティのマシンについて電動レーサーはどう造るのか

軽量化のマシンを目指しているようです。
電動バイクはバッテリーを積むため、一般的に車両重量が重くなります。
MotoEマシンも例外ではなく、エネルジカ「エゴ・コルサ」は車両重量は262kgもあります。

この重量はリスクになり、転倒時にバイクがコース上に留まることが問題視されていました。
ライダー同士の接触するアクシデント時も重量による衝撃が大きくなるため、安全性を考え軽量化を第一と考えています。

2022年にはマシンの開発とサーキットでの走行を終了し、すべての開発や問題が完了する予定とのことです。
2023年にはすべてのテストを終え、安全基準が全て満たされている状態を目標にしています。
どのようなバイクがでてくるか、楽しみになるニュースになったのではないでしょう。