バラエティ番組で一躍有名になったヤマハEビーノ。初めての電動バイクにぴったりで、かわいらしい見た目から女性にもおすすめです。Eビーノの気になる使い勝手やバッテリーについて紹介します。
原付一種に区分される
Eビーノは原付一種に区分されるため、普通自動車の免許でも乗れます。操作は簡単でメーター下にあるメインスイッチを押してアクセルを回せば発信です。排気音がないので、とても静か。車重が68kgと軽いので押し歩きしやすいのも特長です。ドリンクホルダーやコンビニフックがあるので買物にも活用できます。
走行性能
Eビーノには「標準モード」と「パワーモード」の2種類あり、標準モードはガソリン車と比べると加速は正直よくありません。車の流れに乗るのは大変。交通量の少ない裏道を走るのに向いています。
パワーモードにすると加速がよくなるので、幹線道路を走る場合は、パワーモードがメインになるでしょう。30秒ですが、さらに加速をよくするブーストモードは登り坂で効果を発揮します。ガソリン車の様なパワーがなく物足りないかもしれませんが、エンジンによる振動がないので走りやすいでしょう。排気ガスもないのでにおいも気になりません。
バッテリーについて
気になるバッテリーの持ちですが、Eビーノは自宅から周囲5kmの範囲のチョイ乗りを想定しているため、標準モードのみの走行距離が29kmと遠出には向いていません。
さらに坂道の多い道を走行するとブーストモードを多用しないといけないため、バッテリーは早く消費してしまうでしょう。電池残量が少なくなると電池消費を制限する「カメマーク」になると加速が悪くなってしまうので、予算に余裕があるなら予備バッテリーの購入をおすすめします。充電器をトランクの収納に置いておくと壊れる恐れがあるため、推奨していません。バッテリーの交換は工具を使わずに簡単にできるので、予備バッテリーがあると安心です。
バッテリーの充電は、家庭用コンセントで充電可能です。こまめに充電する必要はありますが、3時間でフル充電になるのでストレスは少ないと思います。電気代はフル充電で約14円となります。1km当たり約0.48円とガソリン車と比べてコスパがいいといえるでしょう。ガソリンの価格は変動が大きいですが、変動の少ない電気代で充電できるのも大きなメリットです。電気プランによっては夜間の電気代が安い場合もあり、さらにコストを抑えられます。