白バイに採用されたBMWの電動バイクの特徴

白バイに採用されたのは、BMWの電動バイクC evolutionです。
BMW C evolutionは、BMW iテクノロジーが採用、新世代大容量リチウムイオン・バッテリーを搭載しています。そのため最大航続距離160kmもでる、優れた能力を持っています。

途中で充電の必要もなく、42.195kmを安心して走れます。
低重心化により快適なハンドリング性能が与えられたことにより、快適に運転が可能です。

最高出力35kw(48ps)、0~50km/hまで2.8秒で加速、価格(税込)159万円になります。
大型電動スクーター650ccでありながら、中型免許で乗ることが可能です。
そこらをkwskすると、免許制度ができたときに電動スクーターの概念がなかったからになり、大出力のモーターを積んでも、免許改正がない限り中型免許で運転できます。

東京マラソンの先導車として採用

警視庁に7台ほど納品され、2月の東京マラソンで先導者として活躍しました。
都知事も気に入るほどの性能をもち、採用に至る経緯はBMWメーカーの二輪事業部長が都知事に宛てた一通の手紙から実現がされています。
今後の活用予定として、安全教育の広報活動やマラソン先導、今後の運用に関する調査研究に使用となり、電動バイクを生かした加速スピードを武器にした速度など、交通違反取り締まりをする予定はないそうです。

スペインやバルセロナでも採用

日本の白バイに採用されたBMW C evolutionは、2015年にスペインのバルセロナ市で30台が納品されています。
排出ガス削減も目的にあてはまり充電ポイントの増設につなげることで、レンタルEV車の普及を推進させるために30台という、まとまった数を採用したとのことです。
同じく2015年にイタリアのサルデーニャ島で15台が採用され、イタリア州警察にも6台が採用されました。

普通モデルは試乗可能

kwsk知りたいなら試乗する。
白バイモデルではないが、BMWの電動バイクC evolutionの普通モデルは試乗可能です。
東京マラソンの先導バイクをみて、マラソンを走る人よりも、先導者が気になっている人もいます。
テレビをみて、乗ってみたいと思う人が多数でたと話題になっています。

ビッグスクーターであるC evolutionは、全長2190mm × 全幅947mm × 全高1255mmあり大柄です。
座面の幅はやや広めのため、小柄な人は、足つきに影響がある可能性があります。
収納内はヘルメットが可能、しかし充電ケーブルを入れるとヘルメットの収納は難しいようです。

スクーターの多くはシート下に収納がある場合が多く、C evolutionの場合、シート下はリチウムイオン高電圧バッテリーになり、そのため収納は後席側のシート下になります。
ヘルメットと付属する充電ケーブル二つを同時に収納できないため、トップケースセットなど取り付ける必要があるでしょう。